ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

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新潟タイムスリップ

江戸幕府から明治政府に移ると廃藩置県がおこなわれ現在の47都道府県の原型がうまれ……」そんな歴史の授業
そんな廃藩置県がおこなわれたころ新潟は日本一人口の多い都道府県(当時は都、道の設定がなく府県のみ)でした。東京府の人口よりも多かったのです。
今回はそんな新潟県の中心新潟市の文明開化後の建物をめぐる観光です。
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早速、新潟県政記念館に行きました。廃藩置県当時の県議会が残る全国唯一の建物で国の重要文化財です。
文明開化後を特徴づけるような洋風の建物です。
途中、歴史博物館や海軍新潟港警備隊の建物などに転用され昭和44年に貴重な唯一現存する明治廃藩置県の議事堂として重要文化財に認定されております。
館内の見学もでき当時の議会の様子も再現されておりました。
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そのまま徒歩で移動しまして、白山神社です。新潟県の総鎮守府として新潟の街を見守ります。
この白山神社に隣接する白山公園は明治6年制定された日本で最初の都市公園25か所の一つです。元々、松林だったところを切り開きオランダ調の回遊式庭園として作成し一般市民が自由に使えるようにしたのがはじまりです。
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続いては大神宮/神明宮です。新潟県で一番歴史のある神社です。
Jリーグチームのアルビレックス新潟の選手がお参りされることのある神社です。
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白山公園周辺からバスに乗って 新潟市歴史博物館みなとぴあ に向かいます。
さっそく入り口は旧新潟税関です。明治になり諸外国と船舶による貿易が可能になった明治2年から昭和41年まで税関として活躍しました。
その当時同時に開港した五港(函館、新潟、横浜、神戸、長崎)で唯一現存する税関施設として昭和44年に国の重要文化財認定されました。
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税関の中心部を通ると荷物上場の再現に出会います。現在の信濃川は護岸工事で河口が狭くなっていますが当時の位置に再現されております。
荷上場で陸にあげた荷物を保存しておくための倉庫も復元ですがありました。耐火のため福島県の野沢石が使用されていたそうです。 
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続いては旧第四銀行住吉支店です。昭和2年建築の建物を移築してきたものです。
現在では1階はレストラン、二階は施設を残しての展示となっております。銀行の二階に応接室かはわかりませんが和室があったのは驚きです。
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最後に明治44年の二代目新潟市庁舎を再現した建物の歴史博物館見学で終了です。
この建物、元々の庁舎は木造モルタル仕上げでしたが現代の技術である鉄筋コンクリートで再現さてれていました。

今回は何度か列車の乗り換えている新潟市の歴史散策でした。次は新潟県新津市の石油産業関連の訪問をしてみたいですね。