ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

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平成最後に東京旅行/利島―1

GWが平成から令和に元号改定するから休日が10連続になるとのことで旅行される方も多いのでは?
ブログの中の人はなんとなくで東京からでないでのんびり家で過ごす気満々でしたが知り合いから「10連休は贅沢に海外の南の島だぜ!金額高かったけどもオプション盛りだくさんの満喫予定」なんて言われたので例のごとく負けず嫌いの心に火が付いたので。[都内から出ない][海外][南の島][贅沢]この条件で脳内マップを広げれば見つかりました。行こうにも機会を見つけてなかった東京島嶼部(トウキョウトウショブ)です。
GW予約を2週間ぐらい前で入れられるか不安でしたが何とか予約を取って利島へ出発
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早速、竹芝桟橋です。
ノープラン旅行、南の島でお金でなくブラブラと散歩しても読書しても寝てもいい時間を贅沢に使う旅行に出発するのにやはり船でのんびりですよね。そんなわけで(?)夜行の客船です。
チケットカウンターで予約番号を伝え発券すると「利島は条件付き航海で万が一の時は下船できません。」そんな案内が……他の島は問題ないのに……
後々、理由がわかりました。
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とりあえず。初めて湾と言われるものから出る船の旅なのでワクワクです。
乗船するのは さるびあ丸 の1等席。雑魚寝部屋ですが窓ついてるし甲板に出やすかったり便利な部屋でした。
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出航して窓からお台場を眺めて少し夜の海を眺めて就寝。
夜中1時ぐらいに目が覚めた&空腹で船内のカップヌードル自販機で購入し3分の待ち時間で甲板に移動。星を眺めながらの海風で冷えた体をあっためるカップラーメンはおいしいですね。
そのまま寝ていると われは海の子 が流れて伊豆大島到着の案内がありました。
伊豆大島を過ぎると船の揺れが激しくなります。まさしく、伊豆半島を越えて左右本当に何もない海に出るのです。
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せっかくなら部屋でゆっくりしているのも飽きたしモーニング珈琲(船内自販機で買ったやつ)ということで甲板で朝食です。
生憎、イスは混んでたので立食スタイルです。(笑)
しかし朝日がきれいです。写真で写しきれないほどの美しさでした。この朝日のためだけに船乗るのもアリですね。
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反対側に移ると富士山が朝日に照らされています。本当に大きい山なんですね。
ちなみに見えているのは伊豆高原や北川当たりです。
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進行方向を見れば今回の目的地、利島です。綺麗な山型の島です。
船内乗組員に聞くと利島は海流が荒れる場所の島で海岸線は全て断崖絶壁、港は唯一の崖が低いところに1箇所あるだけ(他の島は2か所以上ある)、防潮堤が無いので着岸できず通過することが多い。そのため、ジェット船は小さく揺れに弱いので着岸できないことが多く、利島に行くなら大型客船(今回乗船)が正しい。とのことでした。
今回は、波が落ち着いてるので大丈夫だろうとのこと
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結果、大丈夫でした。
下船したら警察の方が下船タラップを抑えており事件か何かと思いましたが島では普通のことらしいです。
大島では警察の方が下船口で立っていただけでしたが利島は東海汽船の係員と一緒に船の乗降サポートで地域密着ですね。
ちなみに、波が強くタラップが抑えていても動く動く、それだけ波が強いんですね。

島に、無事ついて歩いていると宿の方が「本日予約の方?」と声をかけて頂き宿の送迎に乗り込みます。予約時に島に来る目的聞かれたのは多分送迎のためだったのでしょう。他はみんな釣り人やダイバーだたので観光は自分ぐらいですので。
宿に着くと昼食について聞かれます。元々2軒食堂があるのみで不定休。欠食するのも嫌なのでお願いして集落散策です。
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最初に訪れたのは長久寺。
島内唯一の寺です。この島は宮塚山という島をなす山がご神体の神社が7社、寺が1寺で構成されております。この島は縄文時代の遺跡が見つかったり年間を通して行事があったりと興味深い島でした。
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続いて島唯一の学校です。小中学校ですが、全室オーシャンビューかなりの好立地です。バックには伊豆半島が見えてます。
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丁度、つつじが見頃のようで島の一部に植えられています。島の大半は伊豆諸島といえばあの植物が大量に植わってるので他の植物は貴重化もしれません(笑)
ちなみに後ろに写っているのは伊豆大島
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続いて、港にやっていました。
釣り人が何人かいらっしゃる程度でした。話によると漁師は少なく、ほとんどが椿油産業を生業としているそうです。そのため宿の食事は魚系ではなくお肉系でした(これがまたおいしいのです。
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港を越えて坂を上ると利島ヘリポートです。緊急時のヘリはもちろん大島と結ぶコミュータヘリコプター路線が1日1往復結んでます。次はこれで来るのもありかもしれません。
ちなみにこのヘリポートの近くに縄文~弥生の遺跡が残ってます。
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集落に戻ってきました。もちろん、郵便局や警察機関(駐在所)もあります。消防署はありません。町の消防団です。あと、119番通報よりも島役場に電話したほうが早いらしいです。
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最後に勤労福祉会館を見て終了。島民憩いの場です。中には日本一最小のボーリング場(2レーンのみ)があったり貸出本やコーヒーなど色々な建物を兼ね備えた万能施設です。

そんなこんなで到着1日目午前終了、宿にて午後に備えて仮眠して昼食です。
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