ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

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霧と大雨の大島三原山登山

利島に訪れてからというもの、船に乗りたくてしかたなかったのです(笑)
たまたま海の日に連休があるのとのことでダメもとで夜行のさるびあ丸を確認したところ一応、空いてたので予約。また、帰りも橘丸が大島→竹芝で空いていたので予約です。
大島へは三原山登山(裏砂漠見学)と東海汽船130周年Tシャツ目的に出発です。

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竹芝で簡単に夕食を済ませてさるびあ丸到着を待ちます。
夏季限定の納涼船としても活躍するさるびあ丸。YMCAを甲板から流しつつ竹芝桟橋に到着してきました。すごい盛り上がってましたね。
最後に着岸したら蛍の光が流れるあたり東海汽船らしさがありますね(?)
出航の時間になったので乗り込みます。船室は前回と同じく1等和室です。
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今回も夜景を眺めつつカップラーメンやお酒を楽しんで就寝です。

朝早くについて接続のバスに乗り込みます。
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凄い雨なんですよ。大雨・強風・雷・濃霧・波浪注意報という笑うしかない状態
※ここから愛用のカメラは出そうにも出せない雨だったのでスマホ写真です。
登山口に近い三原山温泉ホテルで朝風呂と朝食を済ませてどうするか考えます。
結果は「行けるとこまで行こう」という決断。まぁ、登れなくもないとのことでしたので……。
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そんなわけでホテルにて昼食の弁当を受け取って出発です。
今回は温泉コース(登山道)から火口一周道路経由山頂遊歩道のコースです。
まだ、この時は強めの雨レベルでした。火山灰の道を進みますが、噴火で植物の育ちがリセットされてますので高い木でも3m程度。雨宿りや風よけは夢のまた夢状態。
どんどん高度を上げて雲の中に入っていきます。ベンチはあるけれども屋根のない登山道を雨合羽に入ってくる雨水と闘いながら登ります
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小屋を見つけて休憩所を期待して入っていくと、噴火の前兆である火山性地震観測のための小屋でした。もちろん入れません。
ちょっと残念に思いつつ進むと雲の中で太陽に近いからか雨水が少しあったかい気がしました。
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どんどん、風と雨が強くなり台風のような感じ……。どこを目指しているのやら、ほんらいであれば左手に裏砂漠という荒野、右手に火口なのですが……。
少なくとも、ロープや木杭で示されている所を歩いているのであっていることはわかります。
景色が似ているところが多いので地元の人も登山道から寄り道すると現在地がわからなくなるとか……。
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とりあえず、三原山の山頂である火口展望台に到着。見てください、この絶景。
真っ白です。晴れてればここまで来る途中の登山道から利島や鵜利根島、新島など他の島も見れたとのこと。
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丁度、火口展望台についたら風と雨が止んだので昼食です。ゆで卵付きでした。
立ち食いにはなりますが晴れていればレジャーシートかなんか広げてゆっくり食べるのもいいですね。
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サクっと昼食を終えて下山しますが、雨は落ち着き風も心地よくなったと思えば霧、真っ白ですね。すれ違う人も急に現れるようなレベルの濃い霧です。
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途中にあったゴジラ岩です。噴火でできた岩の形がゴジラに似ているからとのこと。
1984年の映画「ゴジラ」では三原山火口に誘導されゴジラの消息不明になるというラストなのでここにゴジラ岩はおかしくない話かもしれません。
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霧の中、進むと鳥居が見えてきました。三原神社です。
この神社は三原山、大島の鎮守する神様をお祀りしています。不思議なことになぜか1986年の噴火の際に溶岩流が神社の祠を避けて麓へ流れていったそうです。
神社を後にして山頂遊歩道(火口~三原山山頂口)進んでいきます。
最後に、にある展望避難休憩小屋で地元のガイドが三原山の話をしていただけました。(実は、こんな悪天候のなか山頂遊歩道ではなく温泉コースから来る人はチャレンジャー(安全だけど)だとのことでした(笑)。地元の人でもめったにやらないらしい。)
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山頂口からは都道207号線三原山登山道路を進みます。一般道ですので車も来ますが霧で見えないので音だけが頼りです。
ホテルに戻り最後に雨で冷えた体を温泉で癒して港に戻ります。

行き帰りとも港は岡田港(おかたこう)です。大島は波と風によって元町/岡田を使い分けています。路線バスもどちらの港に発着するかによって運転経路が変わるので確認が必須ですね。
※互いの港は直線で5km程度離れてます。
東海汽船130周年記念Tシャツも買えたので御の字ですかね(笑)
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帰りは橘丸です。東海汽船イメージキャラクターであるキャプテンたちばながそこら中にデザインさてれています。
キャプテンたちばなをデザインしたのはトリスハイボールアンクルトリスをデザインした方と同じなので雰囲気が似てます。船内もトリスハイボールのグラスを置いていたり自販機で買えたりしました。
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約30分後に出るジェットホイール竹芝行きに追い越されつつ橘丸は竹芝を目指します。2等和室で帰りましたが、当日の朝が早かったのと登山の心地いい疲れから爆睡の船旅でした。
 
大島、南半分散策と裏砂漠リベンジにまた行きたいですね。