全国のJR線が掲載されている時刻表(あの枕にちょうどいいサイズのあれです)の後ろの規則のページには特例区間というものが掲載されています。
普通列車の少ない宮崎空港~宮崎の特急は普通列車と同等の扱いを受けます。
つまり、”指定席は指定席料金のみ”、”グリーン車は普通列車用グリーン料金”、”自由席は乗車券のみ”になるという恐ろしいルールです。
そんな区間に今回は乗車です。
乗車券1枚で乗れるJR特急という知らない人からしたら訳の分からない区間 pic.twitter.com/uwKq4typ7T
— ぬま_FJH◎C97 31日す07a (@Numa_FJH) October 5, 2019
宮崎空港線(宮崎空港~田吉)はJRで最も短い路線です。(1.4km)
ちなみに、この区間だけで見ると営業係数(100円を稼ぐのにかかる費用との比率100と出ると収益は±0。100より大きければ赤字)は26.7というJRで最も稼ぎの良い区間となるらしいです。
そんなこんなで車内で適当に車窓見てたら宮崎に到着です。
宮崎駅では713系が停車中でした。
この車、九州初の交流専用列車としてデビューしましたが2両×4編成製造の後に国鉄財政難で作成取り止めという曰く付きの車両です。
特急形485系の廃車時に発生した座席を流用しており座席だけ特急並みという異色さも味わえる系式ですね。
せっかくなので発車を見送ります。隣に787系が来てしまったのでこの写真で仕方ない(笑)
まぁ、日々写ればいいの発想のため良いんです(笑)
テキトウに写ってれば良いやぐらいで毎度撮影してるから今日も川を眺めつつ風を感じてる pic.twitter.com/zK513I8CT0
— ぬま_FJH◎C97 31日す07a (@Numa_FJH) October 6, 2019
そんなこんなで翌日は宮崎~南宮崎の大淀川にてカメラを構えます。
この区間、日豊本線だけでなく直通する日南線、宮崎空港線が走る単線区間のため本数もそこそこある区間となります。
取敢えず来たのをその時の気分でシャッターを押すスタイル。
何となく新潟の115系のような不思議な感覚になります。そういえばどんどんと菱形パンタグラフ(1枚上の787系のパンタグラフのようなもの)って姿消してますよね。
続いて[特急|海幸山幸]です。
元高千穂高原鉄道(2005年廃止)のTR-400を改造して使用しています。
側面の木材は飫肥杉を使用するという徹底ぶり。他の九州のテーマ列車と同じように日南地区路線の顔ですね。
もっぱら私の知ってる日南線はこのキハ40系シリーズですがね(オタクの厄介なところですww)
最後に単行のキハ40を見て南宮崎に向かいます。
南宮崎には宮崎総合鉄道事業部(いわゆる車庫、詰所)がおかれており、多くの車両を見ることができます。
南宮崎駅で埴輪の見送りを最後に今回の鉄道旅は終わりです。