ポンコツ人生珍道中

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ありがとう2代目さるびあ丸 船名に使われた花の花言葉は尊敬・燃える思い……

06/25 一つの船が東京島嶼部と都心部を結ぶ交通網の歴史に名を刻もうとしていた。

先代から受け継いだ「さるびあ丸」という船名を名乗る船が今日、竹芝を出発し完全に3代目となる「さるびあ丸」へと受け継ぐのである。

船名由来の花であるサルビアは赤と青の花が咲く。

赤い花の花言葉は「燃える思い」

青い花花言葉は「尊敬」

この二色、たまたま運行する船会社の社旗にも由来は違えどサルビアの花の色が使われている。

乗るたびに海上が荒れても安全に着けるという船会社の熱い思いと自然の凄さと尊敬の念を感じずにはいられない船であった。先代を名付けた当時は予想もしていなかったであろうがそういった意味ではサルビア花言葉通りの船だったと思う。

 そんな船のラスト航海に運よく乗船チケットを手に入れ、日程的にも乗船できたので乗船させていただく。愛用の一等で……

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実は、最後の日は2代目さるびあ丸と初営業航海となる3代目さるびあ丸の同時出航なのです。

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いつもの様にレインボーブリッジをくぐり姿を現した。

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無事に着岸し、島からの荷物を降ろし最後の島への荷物を載せる。

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最初で最後の2代目と3代目同時出航直前の待機を眺めて乗船券の発券に向かう

 いつもはさるびあ丸と橘丸で行先ごとに船名が違うが今回ばかりは特別。

同じ船名のため注意放送とチケット半券回収時にチケット記載の行き先のチェックが入りました。

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約束の時間は来てしまい乗船です。

 荷物を置いて甲板に向かいます。

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桟橋には見送りの方々が沢山いらっしゃいました。

島に暮らしている人、元々島に住んでた人、旅で使った人etc色々な人の思いが詰まった出航となりました。

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レインボーブリッジをくぐると3代目が急接近、撮影してくれと言わんばかりの接近となりました。

てっきり後ろをべた付けかと思ったのですがほぼ隣にまで接近するのは予想外でした。

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東京湾は湿度が高く、光がボヤっとするハレーションを起こした幻想的な風景でした。

せっかくなので船内レストランへ

そのまま就寝……

 

翌日の朝は三宅島は三池港に着岸しました。

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あくまでこの段階では下り最後というだけ、折り返しがあります。

続いての御蔵島は天候的に下りはつけるかも……だが上りは極めて怪しいとのこと

海はうねっております。 f:id:anmuku001:20200627161947j:plain

結果、無事に入港作業開始です。

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隙をついての接岸作業に入ります。

御蔵島はまん丸の島に港が突き出しているために波風の影響を強く受ける島です。

着岸率はかなり低いのですが、2代目さるびあ丸が登場後に着岸率が比較的上っているらしく縁のある島です。今回の着岸は手に汗握りましたね。

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無事に乗下船も貨物出し入れも終わり出航です。

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大島~御蔵島は隣の島が少なくとも見えるくらい隣接しているのですが、八丈島は大きく離れています。

 八丈島は底土港です。

実は、チケットを間違えて片道づつ取ってしまったのでダッシュ八丈島の営業所へ引き換えに向かいます。

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案内所の人に聞いたら間に合うだろうけども先頭寄りで下船したほうがいいとのアドバイスで前に進みます。

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こんな目の前で接岸作業を見るのも久しぶりだし最後となりました。

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無事に引換もできたので桟橋へ戻ります。

この景色、事務所に行かなければ見れなかった光景なのでよかったです。

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引退のセレモニーを行って乗り込みます。

 乗り込んだら折角だからで紙テープセレモニーに参加させていただきました。

誘導に従ってたら渡されまして(笑)貴重な体験です。

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左の防潮堤には島の方がギリギリまで見送り作業船もUWの信号旗(御安航を祈る)を掲出し乗組員が手を振っていました。

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もちろん、八丈島青ヶ島を結ぶあおがしま丸も例外ではありません。

このさるびあ丸から八丈島で乗り換えて青ヶ島に行った人も多いのではないでしょうか?

そんな人や船に対して2代目さるびあ丸は汽笛で返事を返します。

そして私は船室に向かいます。

 最後に充てられた船室です。実は前回の三宅島の帰りに特等に変更前はこの客室の同じ番号の場所でした。

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一路、御蔵島へ向かいます。

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残念ながら御蔵島は波風が大変強く着岸ができないとのこと

止む負えず通過となりましたが島内の道路より2代目さるびあ丸へ手を振る人々が見えました。

 そしてお昼御飯です。なぜか食べたくなるんですよこのオムライス。

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そしてやってきました三宅島三池港です。

桟橋で演奏される三宅太鼓の音色が船内に響きながら着岸作業です。

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三宅島でもセレモニーを行い出航いたします。

本当の最後営業の航海となる三宅島→竹芝となります。

 三宅島2代目さるびあ丸へ渡された横断幕の寄せ書きが船内に掲出されておりました。

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最後にシャワーを浴びすっきりします。

 お気に入りのAデッキのこの場所で最後の飲酒です。

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波も落ち着き最上階のサニーデッキに出入りできるとのことで上がります。

この2代目さるびあ丸を象徴するファンネルともお別れです。

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使われることのなかった非常用設備達

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行先表示場所、プレートは各島に御礼の品として置いてきたとのこと

そうこうしていると最後の船内レストラン営業開始と事で向かいます。

 実はこの船のレストランで食べた最初のメニューはこの明日葉カレーでした。

最後に食べれて幸せです。

夕食を終えて甲板で過ごします。

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2代NSで東京湾東京港に行くことを示します。

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進み行けば2代Hの信号旗に変わり竹芝桟橋方面に向かい進みます。

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すると出迎えるように橘丸が接近してきました。

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最後のレインボーブリッジを通過します。

夏限定の東京湾納涼船でのハイライトとなっていた風景を通過します。

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竹芝桟橋がみえてきました。同時に着岸のため旋回します。

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タラップを掛けて最後の下船放送です。もう聞くことはありません。

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下船をしこの場所を後輩の橘丸に譲るために移動します。

名前を譲った3代目さるびあ丸はすでに着岸しておりました。

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いつもは青、白、緑のコンテナを積み沢山の旅客を乗せていたこの船も空っぽ……

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そして出発の時がやってきました。

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いつもなら人影が見える甲板も船内の明かりだけを灯して進みます。

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見えなくなるまで見送りたくなるものです。

 ありがとう……