ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

趣味興味関心のコードシェア人間による旅の備忘録 Twitterも合わせてよろしくお願いいたします。

大船渡線山間部撮影ドライブ

大船渡線で活躍するキハ100形とポケモントレインの撮影のために東京から車を走らせて行ってきました。

この路線は岩手県一ノ関から宮城県気仙沼を経由して岩手県大船渡を結ぶ路線です。

2011年の震災以降は気仙沼から大船渡はBRTとして運転再開をしており、一ノ関から気仙沼は線路が残っています。

また、この線路が残っている区間に関しては政治的な理由でかなり遠回りしているため、列車が遠回りしている間に車で先回りが可能です。(むしろ、早すぎるぐらい先回りできます。)

そのために、車で来た次第です。(レンタカーにする考えはないのです 笑)

とりあえず、気仙沼に宿をとっているので太平洋側を通過していきます。

常磐道が無事に仙台まで震災後に開通いたしました。時々、現在の放射線量などの掲示板があり、「注意ここから帰宅困難地域」という案内板もあり物々しさを感じました。

時々、除染土を運搬するトラックも運行しておりました。

相馬にある南相馬鹿島SAでは通過してきた浪江町のB級グルメをいただいて宮城県北部を目指します。

福島を越えて仙台東部道路三陸道を走っていきます。

東京から8時間程度で無事に気仙沼に到着です。撮影は明日、行いますので乗車をしてみます。

今回は鉄道に乗るので改札を受けてホームに入ります。

もともと線路だった場所がアスファルト舗装となり、バスが走っております。乗車場所はもともとの鉄道用ホームです。

BRTシステムを見ていると、乗る予定の列車が到着しました。

一気に千厩に到着です。

大船渡線ポケモントレインが走る関係で所々ポケモンのデザインがされていました。

千厩からのどかな風景を通過して気仙沼に戻ってきました。

駅から2Kmちょっとで撮影地を見つけたので撮影します。

道中でBRT(こちらは気仙沼線)を越えます。

撮影地で撮影をして、気仙沼市街地に戻ります。

せっかく、気仙沼に来たのでホヤを楽しみます。初めて食べましたが苦みを感じた直後にお酒で流し込むとおいしいですね。

居酒屋でツツジの山として見どころの徳仙丈山をおススメいただき最終日に行こうかと思いましたがあいにくの雨……また、来年ですね。

 

翌日は1日中、撮影三昧となります。

冒頭記載の理由で大船渡線沿線を行ったり来たりします。

何度か、山間を駆け抜けていきます。

摺沢~千厩 323D

昨日、列車で向かった千厩駅近くで早速、一枚撮影します。こちらは気仙沼行きです。

次の列車まで時間があるので、棚田の風景をドライブします。

柳沢棚田でのんびりして、撮影地に向かいます。

岩ノ下~陸中門崎 328D

先ほど撮影した、気仙沼行きの列車が折り返してきた一ノ関行きを撮影します。

北上川を越えて次の撮影地へ

真滝~陸中門崎 8327D

ポケモントレイン気仙沼号(気仙沼行き)を撮影です。ピカチュウをイメージした塗装が山間の風景のアクセントになっています。曇り空になってしまいましたが狙っていた風景が取れたので御の字です。

この列車を再び撮影します。

来た道を戻り、別の撮影地に向かいます。季節柄、山藤が道路沿いに咲き誇っており、運転していてもきれいでした。

摺沢~千厩 8327D

無事に先回りも成功して、撮影です。

春先だと水鏡できそうな雰囲気でしたのでリベンジしたいですね。

ここで列車の時間が空くので昼食です。

「道の駅むろね」と言われるくらいです。室根山が美しく見ることができました。

昼食もそこそこに、午後の撮影地巡り再開です。

折壁~新月 329D

想像以上に道の駅と撮影地が近かったので後追いですが、1本多く撮影ができました。

これの折り返しが狙っていた列車です。

新月~折壁 334D

あいにくの夕立……仕方がないので、雰囲気を変えて撮影します。

これはこれでよかったかもしれません。

そして、すぐに後続としてポケモントレイン(一ノ関行き)が来るので撮影します。

先ほどの折り返しですね。

新月~折壁 8336D

先ほどは赤いピカチュウの頬をイメージした側ですが、折り返しは背中の模様をイメージした側が折り返しで先頭となって走行しています。

これを撮影して、再び先回りします。

先ほど、気仙沼行きポケモントレインと最初に撮影した場所の反対側に向かいます。

陸中門崎~真滝 8336D

陸中門崎~真滝 8336D

こちらも無事に、折り返しも撮影です。

数分待つと、気仙沼行きの列車が後追いで撮影できそうなのでその列車を最後の撮影としました。

真滝~陸中門崎 333D

この撮影地は駐車余地がなかったため、離れた場所に停車していたので折角なので車の写真も撮影して宿に向かいます。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by ぬま_FJH (@numa_fjh)

www.instagram.com

今回は千厩近くにある、遠野石を使ったお風呂が名物の宿に宿泊です。

 

夜が明けて、最終日です。

あいにくの雨ですので、徳仙丈山のツツジはあきらめて、陸前高田に直行します。

折角なので三陸道ではなく国道45号で海沿いを走ります。

そして、陸前高田の街にはいり、道の駅高田松原に車を止めます。奇跡の一本松までの道は9時からオープンとのことで近くを歩きます。

何度か、震災関係の報道で津波に飲まれるシーンが映っていた地域です。

その後の映像がなかったので気になっていましたが道が改めて整備され空き地には重機が入り新たな建物建設や整地が行われていました。

そうこうしている間に開場したので向かいます。献花台への道から行くことができます。

献花台から少しずれた地点です。

津波によって消えてしまった高田松原ですが、松の幼木が植えられておりました。静かな海ですが、突如として脅威になる。自然との上手いお互いに負担にならない共存の難しさを教えてくれます。

そして、奇跡の一本松。本体は枯れてしまっていますが、復興へのシンボルとしてこの場所に残っています。
この松だけ残ったのは松の根元にある高田ユースホステルの一部がこの場所に残ったからだといわれています。
偶然が重なることの凄さを伝えています。

道の駅を出て三陸道へむかいます。

車窓の左手側にマンションが見えてきました。こちらも震災津波遺構で4階あたりまでは窓ガラスが消え、内部も滅茶苦茶になっており、津波の凄まじさを教えてくれます。

そんな、陸前高田を後に往路の逆を進みます。

気仙沼湾横断橋かなえ大橋を越えて、三陸に別れを告げます。

常盤道宮城県内唯一のPAで道の駅で買ったジュースを休憩がてら楽しみます。

出発し来た道をひたすら走っていると突然の緊急地震速報(揺れ前のアラーム)が鳴り響きます。ちょうど、2022年の3月に発生した大きな地震の影響で常磐道が仮復旧している区間でしたのでかなり揺れました……。

とりあえず、南相馬鹿島SAで情報収集のために立ち寄ります。

津波も発生せず、道路破損もないとのことで無事に東京に戻ることができました。

 

次回は、BRTの旅でもしてみたいですね。