ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

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内燃車三種を楽しむ三陸旅

一年ぶりに三陸方面に向かい、ディーゼルカー・BRT・SLを楽しむ旅をしてきました。

anmuku001.hatenablog.jp

前回は東京から車でしたが、今回は新幹線で一ノ関からスタートです。

BRTとの連絡切符を片手に大船渡線に乗り込みます。

昨年、撮影をしに車で廻った地域を今回は列車内から楽しみながら気仙沼を目指します。

ここ気仙沼からは鉄道からバス運行に置き換えとなっているため、もともと線路だったところにアスファルト舗装をしております。

そのため、区間によっては単線規格でありバスのすれ違いが困難のため、所々すれ違い用の待避所が設けられております。

待避所間で見通しが悪いところは次の待避所までの閉塞が設けられているようで、信号気が設置してありました。

早速乗り込んで奇跡の一本松を目指します。

前回は、雨でしたが今回は晴れている時に訪問ができました。

まずは併設の道の駅で昼食です。

献花台へ向かいますが、東北地方特有の東からの強風である やませ を体験しながらの訪問となりました。

見学を終えて、再び大船渡線BRTで北上します。

あくまでJRの路線となるため、駅として停留所は設けられております。

震災遺構を車窓見学をしつつ、盛駅に到着です。

ここからは三陸鉄道に乗り換えます。

震災で使えなくなった車両の発生と、震災の影響でJR山田線の一部区間をJRとして復旧が難しくなり三陸鉄道に移管された結果、クウェート支援で導入された車両に乗り込みます。

列車は車窓に三陸の海を移しつつ釜石を越えて、旧山田線区間に入ります。

今回の宿、最寄り駅で降りて海沿いを歩きます。

この浪板海岸も震災の影響を受けており、地殻変動で砂浜の大部分が消滅した場所です。

しかしながら再生事業の結果、海水浴ができるほどに復旧いたしました。

夕食は豪華に海鮮三昧です。

私の大好きな三陸珍味ホヤを地酒とともに頂けたので大満足です。

 

翌朝は朝日を眺めつつノンビリして出発です。

SLに乗るため、釜石へ戻ります。

整理券ですが、よくよく見ると三陸鉄道のスローガンが乗っているのですね。

整理券方式の鉄道でこういった記載のあるケースは珍しく感じました。

釜石に到着いたしました。

36-100形に乗れるとは思ってもいなかったので、幸せです。

個人的に三陸鉄道と言えばこの車両のイメージが強いのです。

乗ってきた車両を見送って、三陸鉄道の改札を出て、JR釜石線の改札を通ります。

そして、SLに乗り換えます。

C58で釜石線の勾配は登れるそうなのですが、トンネル区間などで高出力で運行することによる煙などの関係で、元JR北海道の141系シリーズの力を借りて運行するという面白い運転方式を採用しております。

途中駅で対向列車到着待ちをする間は撮影タイムとなっているそうで、乗客がここぞとばかりに撮影をしておりました。

陸中大橋駅にて

車内にはSL銀河グッズはもちろんのこと、沿線の名産品を使った軽食やドリンクの販売や列車名の由来となった宮沢賢治の世界をテーマにした展示やプラネタリウムまでありました。

そして、遠野に到着です。

今ではキハ110系などで釜石線の通常列車は運行しているために必要がなくなりましたが、SLは適当なタイミングでの整備点検が必要となります。

遠野では2時間程度停車で、点検等が行われています。ここで、後続の快速はまゆり55号に追い抜かれます。

丁度、昼食時間のため、改札を出て昼食です。

旅行で名物ばかり食べるのもいいですが、こういった町のお店にお邪魔するのも楽しいですよね。

駅に戻ると、すでにSLは点検を終えて、再度客車と連結してスタンバイしておりました。

折角なので車両を見て回ります。

無事に遠野を出発して、花巻を目指します。新花巻にも止まるので新幹線でそのまま帰れますが、折角なので花巻まで目指します。

定刻通りに花巻に到着し、撮影をします。

この光景ですが、花巻の駅スタンプにも描かれています。

東京からピッタリ500km地点である花巻を後に新花巻へ向かいます。

新花巻からは一気に東京へ向かいます。

はやぶさ110号

次回は、どこを旅しようかと思案しながら帰りの新幹線はちょっと寂しくもワクワクしますね