今回、長崎起点に九州北部横断をしながら旅をしてきましたのでその備忘で、この記事は前のブログ記事の続きとなります。
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前記事記載をした3日目の昼食を終えて筑肥線の103系撮影に向かいます。
元々は福岡市営地下鉄空港線との直通運転用に導入された103系ですが、新型車両にその役割を譲り、現在では筑前前原~西唐津で運用されております。
登場当時の塗装も再現されているとのことで撮影を行います。
加布里~一貴山にある撮影できそうな場所でカメラを構えます。

早速、導入当初の塗装をリバイバルした車両がやってきました。
玄界灘をイメージしたスカイブルーにアクセントとしてクリーム色の帯がデザインされております。

リバイバル塗装を撮影し、後続の現行の塗装を撮影して、博多へ戻ります。
櫛田神社へ
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博多祇園山笠の起終点 pic.twitter.com/2GqBM3OHK5
いやはや大きいね pic.twitter.com/a2LudT1HOy
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博多べい
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桃山時代に荒廃した博多を豊臣秀吉主導で再開発する時に使用された塀
瓦礫を使用しているのがわかる pic.twitter.com/ZXkUmftMVU
夕食の前に博多総鎮守府ともいわれる櫛田神社へ参拝します。境内には博多の歴史を伝えるものも置かれておりました。
参拝を終えて夕食は博多といえばもつ鍋ということで、食べに向かいました。
博多といえばモツ鍋 pic.twitter.com/oMzOE9LSVA
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食後の腹ごなしかつ酔い醒ましに歩いていたところ中州にてクリスマスマーケットを行っておりました。
酔覚ましに歩いてたらクリスマスマーケットが開催されてた pic.twitter.com/b2KSWmZUtz
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そのまま宿に戻り、翌日に備えます。
4日目に突入です。この日は大分県に向かいます。
博多から1日1本限定の山陽新幹線に乗り入れる九州新幹線つばめ号に乗って小倉を目指します。
本来はつばめ号は博多~鹿児島中央間の列車名称ですが車両繰りと通勤ラッシュ対応のために乗り入れをしております。

実はこの つばめ302号 は九州新幹線対応のN700で運用されておりまして、本来は普通車指定席2-2配置となっている4,5号車も自由席扱い
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※元々普通車自由席である1-3号車は2-3配列
つまり、快適なのである https://t.co/eK18dCqkva
小倉からはにちりんシーガイア5号に乗換えて中津に到着、観光をいたします。
まずは黒田官兵衛が築城したとし知られ、日本三大水城の一つである中津城です。
本丸へ向かう途中に中津市立南部小学校の横を通ります。この小学校は現役の小学校ですが、歴史は古く、福沢諭吉が明治の頃に中津城三の丸にある屋敷を使って市学校を開設したのが始まりです。
証拠に、すぐ近くに中津城の防衛に使ったおかこい山(盛土)の後が見えます。

さらに、校門として現在も使われている生田門は当時のまま使用されておりました。

小学校を後に、北に進むと中津城です。『豊前のお伊勢さん』として親しまれている中津大神宮にご挨拶をして中津城模擬天守へ向かいます。

模擬天守は昭和39年にできしましたが、中津城に天守が存在したのか、あるとしたらどういった構造なのかは不明となっております。江戸時代の地図では描かれていない事とや、歴代の城主が書いた手紙に天守を譲る(移築)など書いてあるが、譲り先の城に天守が存在していない、天守に財産を蓄えたなど内容にブレが生じております。
中津城は黒田官兵衛の頃に築かれ細田家が城主となり増築されました。その結果として石垣に増築跡が見ることができます。

中津城を後に中津出身の著名人である福澤諭吉記念館へ向かいます。

世界でも多く読まれている著書『学問のすすめ』や海外へ出かけて学んできたと思えば海外かぶれになり周りから引かれたりなど功績だけでなくお茶目な福澤諭吉の紹介となっておりました。学問の重要性はいつの時代も変わらないようです。
見学を終えてお昼ご飯の時間となりましたので食事に向かいます。
ランチタイム!
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中津と言えば鱧が名物
というわけで鱧カツ丼です pic.twitter.com/i4LqPM6hvX
小骨の多い魚として知られる鱧(ハモ)を調理する際に使われる技法のひとつ『骨切り』の発祥地として中津が言われております。そのことから名物料理としても知られております。
最近では中津からあげも有名になっております。列車まで時間がありますので、買って駅のホームでつまみながら列車を待ちます。
名物、中津からあげ pic.twitter.com/advGtUuDrI
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続いて降りたのは宇佐駅です。宇佐神宮の最寄り駅ではありますが、駅から徒歩45分のため、駅で下車をして後続列車を待ちます。

この『宇佐』はローマ字表記にすると『USA』で米国略称と同じスペルになることから一時SNSを中心に話題となりました。
JR九州の駅は駅名標の中に周辺の名所などをアイコン化したロゴを入れるスタイルですが、心なしか宇佐は米国国旗風にも見えます。

駅のホームから見える栗山山頂にもUSAの立て看板が付いております。周辺は日本の田園風景が広がっております。
そんな宇佐駅を後に杵築駅へ向かい、日豊本線特急ソニック号でメインに使用される883系を撮影するため、目星をつけておいた撮影地に向かいます。

博多~大分の特急高速化に向けて導入された883系で、車両愛称および列車名は音速を意味する『ソニック』です。元々は大分県の鳥メジロを列車名にする案もありましたが、高速化などのキーワードもあり現在の形になったそうです。
また、デビュー前の試運転時に別府大分毎日マラソン開催日に重なり、宣伝を兼ねて先頭ランナーと10分程度並走をすることで自然とPRできるようにしたという逸話も残っております。こういったエピソードも個人的に883系に魅かれる理由になっております。

普通列車も撮影をして亀川へと向かい、駅近くの別府八湯の一つ亀川温泉として数えられる公共浴場浜田温泉に向かいます。
浜田温泉へ pic.twitter.com/lOTswsgIVY
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前記事の雲仙温泉と同じく源泉を垂れ流しとのことで高温の温泉ですが、地元の方が先に入っており、丁度いい温度に調整されておりましたので、ありがたくいただきます。
別府の温泉は湯舟の淵については頭を乗せる場所なので座ったり、立つことは御法度とのことで注意しながら利用いたします。
温泉を楽しんで、別府駅に移動します。
別府駅に到着
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別府観光開発の父とも言われる油屋熊八像もクリスマスの装い pic.twitter.com/ogs5wd3CwO
駅前の温泉街の雰囲気を楽しんで、大分駅へ移動して夕食を楽しみます。
夕飯!
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大分名物のとり天&りゅうきゅう(今回は豊後ハマチ) pic.twitter.com/6c0pGYnxJd
りゅうきゅう という大分周辺で水揚げされた魚の身を醤油やみりんなどを使ったタレで和えたもので、この地域の郷土料理でもあり保存食でもあります。

夕食を終えて、博多へ一気に戻り明日に備えます。
大分より特急ソニックで博多を目指します
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小さい頃に写真でしか見たことのなかった883系
せっかくなのでグリーン車
かぼすスイートポテトパイ&いいちこかぼすハイボールを楽しみつつーー pic.twitter.com/FOOCh0L5bj
九州旅行最終日の5日目となりました。
この日は特に予定を決めていないので、大宰府へ行ってみようと思います。
宿に荷物を置いて行って、取りに行くのも面倒なので空港で荷物を預けてしまいます。
福岡空港駅に到着してターミナル連絡バスを挟んで太宰府天満宮行のバスに乗ります
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なにげにFUK国際線T初めての訪問だったわ pic.twitter.com/VEnnScYZJ1

久方ぶりの太宰府へ
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私、梅ヶ枝餅に目がなくてですね pic.twitter.com/O8K2jkfz2u
空港からバスに揺られて太宰府天満宮です。大宰府名物の梅ヶ枝餅は筆者大好物の地域和菓子の一つであります。今回も食べられたのでうれしい限りです。
菅原道真を祀る大宰府天満宮に直結して九州国立博物館があるので、見学をします。

古く縄文の頃から江戸時代の鎖国まで日本とアジアを結ぶ玄関であった九州を中心とした歴史や品々の展示がされておりました。歴史の教科書でも見たことがあるような品々をみることが出来たり、九州からシルクロードを通してヨーロッパとの交流を示す品も展示されておりました。
博物館を後に太宰府駅から西鉄二日市駅に移動し西鉄線の撮影をしようと思います。大宰府~西鉄二日市では大宰府観光向けのラッピング仕様の列車『旅人』(3000形)が運行しておりました。

西鉄二日市駅近くの撮影できそうな場所へ移動してカメラを構えます。
西鉄といえばミントグリーンに赤い帯というイメージが個人的に強いのですがその塗装の始まりとされているのが5000形です。

5000形は視認性向上のために、運転席側のみ側面までつながっている曲面窓を採用しているのが特徴的です。
そんな5000形デビュー年は1975年で新型に置き替えるタイミングでもあります。後継車として9000形が2017年からデビューしております。

デザインを一新しており、赤帯を中心に新しいデザインとして登場しております。
最後に、レストラン列車である『THE RAIL KITCHEN CHIKUGO』がやってくるようなので撮影をして空港へ向かいます。

空港では遅めのお昼ご飯として福岡和牛のステーキ丼をいただきます。
福岡和牛のステーキ丼 pic.twitter.com/dDNH381OKa
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帰りのフライトは久々に乱気流のフライトとなりました。
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九州は何度来ても楽しいですね。
また近々、訪ねたいと思います。