ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

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我是日的鐵車迷 台湾鉄道巡り

この度、台湾へふらり旅をしてきました。

私のツイッターや当ブログの過去の台湾訪問の記録を見たことのある方ならご存じかもしれませんが台北捷運のC301シリーズが私、好きなんですよね。

今回はそんな台北捷運だけでなく高雄捷運や台鉄も撮影してきたので備忘録です。

なかなか情報の少ない台湾の鉄道撮影地の参考になるかわかりませんがどうぞ(笑)

 

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最初に訪れたのは台北捷運の撮影地、淡水線の紅樹林です。

午後の遅い時間に順光です。タイミングによっては上の写真のように面は陰になります……。

撮影は台北、象山方面ホーム進行方向側から淡水行きの列車を狙います。

 一応、後追いも撮れなくはないです。第三軌条を使う運行システムなので面縦のほうがすっきりしてると思う方は後追いですかね。

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 つづいてC381シリーズです。

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路線も増え増発になった台北捷運が輸送力増強のために作成した車両です。

ちゃっかりC301は日本の川崎重工、C381は川崎重工と台湾車輛受託という日台コラボの路線でもあります。

また、アメリカの地下鉄を真似して作成したために右側通行の地下鉄路線になります。

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最後にもう一本C301を撮影して終わります。

 

今度は新幹線に乗り込み台湾南部の都市、高雄へ向かいます。

高雄捷運が目的です。

高雄捷運といえば日本の鉄道娘的なものが高雄捷運ではあり日本語翻訳されている小説が日本で購入可能です。(台湾だと中国語オンリー展開の漫画とか沢山でてます。)

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いたるところにキャラクターの立て看板やポスターもありそこには警告文(旅客営業や飲食に関して)があり目を引きますね。

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高雄捷運キャラクターグッズは公式店で展開もされていますのでご興味あれば……

台北捷運もグッズ店ありますけども2次元ではなく車両グッズで勝負してます。

そんな高雄捷運を撮影です。台湾高速鉄道の左營から1駅北に行った世運にて撮影です。

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南岡山方面行きホームの進行方向側にて撮影ができます。午前中~正午にかけてが丁度いいかと思います。

現在は地下鉄2線と軌道1線の3路線ですが今後も増えていく予定のある公営鉄道です。

ドイツのシーメンスが製造しデザインはオーストリアのスピリットデザイン社が行うという不思議な組み合わせの車両です。

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運用表示は台北捷運とは異なりアナログでした(笑)

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ちなみに後追いも可能です。

そういえばの話ですが台湾の地下鉄ってかなり綺麗なんですよね理由が飲食禁止で違反者は罰金だからなんですけどね。

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こんな感じで改札口の前に黄線が貼ってありそこから先は飲食禁止です。

飲み物等を露出した状態(手にタピオカミルクティーなどを持った状態)で乗車はお咎め無しですが口に付けたらダメです。

だからこそのキレイなんですよね。後述の台湾高速鉄道と台湾鉄道は飲食OKです。

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一応、路面電車も撮影します。哈瑪星電停です。

この哈瑪星は鉄道文化園區として保護されております。

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と、いうのも昔は高雄港駅が存在しており日本統治時代からの重要な貨物取扱駅でした。鉄道博物館をはじめ当時のヤードは芝生公園になっています。

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ちなみに最後のSLは日本の日本汽車製造が作成した汽車です。


あと、高雄捷運といえば美麗島のステンドグラスでしょうか?こちらは世界的にも駅が観光地となっております。

水仙大師が祈りをテーマに作ったステンドグラスです。

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この美麗島は元々雑誌の名前なんですがこの地で雑誌美麗島主催のデモ隊と警察が衝突し現在の台湾としての民主化や本土化のきっかけとなりました。後々それを美麗島事件と言われ、そこから取って美麗島という駅名称になったそうです。

ちなみに構造が複雑のため特例で改札を誤って出てしまっても15分以内なら運賃を通算できるという特例のある駅です。

 

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高雄を楽しんだら台湾高速鉄道台北に戻ります。

台湾高速鉄道JR東海JR西日本の技術提供によって開業しました。日本の高速鉄道技術輸出第一号がこの台湾新幹線です。車両も日本の700系を参考にした700Tです。

元々、フランスのTGVのような運行方法のほうが安くできる欧州式を採用予定でしたが正式決定直前に台湾大地震が発生し地震に対しての安全面で秀でていた日本の技術を採用することになった高速鉄道です。

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一部、非常口設置など台湾の安全基準に合わせるため多少は違いますが普通に使う分には東海道山陽新幹線と変わりません。強いて言えば列車名(のぞみ、ひかりなど)はなくすべて数字で管理していることぐらいでしょうか?

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もちろん車内販売もあり日本と同じレベルの充実です。(下手したら一部の日本の列車よりも充実してます。)

 

次の日は台湾鉄道を撮影します。

訪れたのは鶯歌駅から北へ進み最初のT字路を右に曲がり5分程度すると見えてくる線路際です。一部では鶯歌S字と言われる撮影地です。

台湾の鉄道ファンの間でも知られてる撮影地ですね。

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順光時間は日没間際です。今回は曇りだったので昼過ぎに撮影します。

早速EMU800が来ましたので撮影です。

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続いてE1000です。プッシュプルで運行する自強号です。

12両程度なら入るのですが……今回は15両(最長)編成のため尻切れトンボに……

まぁ、海外で鉄道撮影なんてできる国が数少ないので撮影できるだけでもありがたい話ですよ。

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EMU700がきました。この車、異名がおおく……

・先述の2都市の捷運に車両が似ているから[台鉄捷運]

・日本のアニメドラえもん(台湾でも人気)の骨川スネ夫(小夫・阿福)のとがった口に似てるから[小夫号][阿福号]

などなどあだ名の多く台湾鉄道のお弁当掛けや売店のデザインにも使われる人気のある車両です。

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TEMU2000がやってきました。普悠瑪号として日本でも有名な台湾鉄道の代表ですよね。

製造は日本車輛製造。モデルはJR西日本の681系だそうです。

この赤い様子が鳥のノバリケン(紅面番鴨)に似てるから台湾の鉄道ファンの間でも[紅面番鴨]というあだ名で呼ばれてます。

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続いてEMU800です。先述のと違って青色と黄色の配色が逆になった7次車以降です。

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続いてこの面構えで2001年製造EMU600です。こちらは韓国ロテム製。

ちょっとノスタルジック?レトロ感ある車ですね。

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最後はE200電気機関車の牽引する莒光号です。この機関車自体は米国GE製造の機関車です。台湾鉄道の主力電気機関車です。

1時間程度でこれだけ見れるので楽しいかと思います。

最後に台北駅に戻り近々完成する予定の台湾鉄道博物館(日本の583系もなぜか展示するとのこと)予定地に残る元鉄道管理局の建物を見て今回の台湾鉄道旅はおしまいです。

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