ぬま_FJHのポンコツ人生珍道中

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富山鉄道巡り旅ー1

夏の旅行をしようと思い、富山4日間の旅に向かいました。

先月に本来は行く予定でしたが発熱でダウン……。なぜか、北陸新幹線に乗ろうとすると公私ともに風邪をひいてしまう傾向にあるようです……。

そんなわけで今回は航空便で向かうことにしました。

flyteam.jp

早速、富山に向かい富山地方鉄道全線2日間フリー切符を購入。

乗車券を購入したので昼食です。

まず手始めに日本初のLRTとして開業した富山港線に乗りに行きます。

6面2線というかなり面白い配置となっている富山地方鉄道市内電車のホームです。

この富山港線はかなり歴史的にも面白く、もともと富岩鉄道が開業させ、その後に富山地方鉄道が買収、戦時下において一部の路線が半ば強制的に国鉄化をしました。(戦時買収はほかにも相模原鉄道から現在のJR相模線や小野田鉄道から現在のJR小野田線などもあります。)

そして戦後、そのまま国鉄線(後にJR線)としておりましたが、北陸新幹線開業に向けての富山駅改良計画の際に採算が合わずバス転換なども市街地化しており難しく路面電車化(LRT化)して第三セクターとしての運営をJRが提案。

その結果、富山ライトレールとして開業。さらに富山駅南口にある富山地方鉄道市内線の線路と北口の富山ライトレールの線路がつながり直通運転を開始。

その結果、この富山港線富山地方鉄道に実質帰ってくるという数奇の路線です。

ちなみに、戦時下の買収から帰ってきたのは今のところ、この路線のみです。

早速乗り込みまして終点の岩瀬浜に到着です。

すぐそばの運河で撮影をして、隣の競輪場前駅に向かいます。

競輪場前駅と後述の東岩瀬はJR時代の駅舎を残しております。せっかくですので、遺構を訪ねたいわけです。

ほかの駅に関しては老朽化やLTR化する際にホームの高さが合わないことや駅舎が不要であることで解体されて今では跡もない状態です。

富山競輪場の目の前にある競輪場前です。比較的新しい駅舎とのことで存続しました。

どうやらここに向かうための専用ICカードがあるらしいですね。

一駅だけ、乗り込んで隣の東岩瀬に向かいます。

古くからある駅舎が待合室として使えることから保存がされました。

旧ホームも残っておりますが、写真で見ると高さの違いがよくわかりますね。

途中で城川原(旧、富山ライトレール本社)でなんとなくで下車をしつつ、富山駅に戻りました。

今度は、せっかくですので宇奈月温泉に向かいます。

列車の時間までありますので路面電車を撮影します。

今回の目的の一つである屋根上の広告満載の7000形を撮影できたので満足です。

京阪電車3000系が改名して10030形として運行する車両で宇奈月温泉に向かいます。

一時間半程度列車に揺られて到着です。

ちょうど、黒部川沿いに開かれた宇奈月温泉が開湯100周年のタイミングとなりました。

この宇奈月温泉黒部川上流にある源泉90℃以上の黒薙温泉源泉から水を混ぜ60℃前後にして引湯しております。

次の列車までの間に温泉を楽しんで富山市街に戻ります。

太平洋側の人間なのでかなりぎりぎりまで見える夕日に感動をしつつ車窓を楽しみます。

富山に戻りまして富山のご当地ラーメンである富山ブラックラーメンをいただきます。

醤油ラーメンですが濃いので真っ黒なスープです。

富山大空襲の事後処理を行う肉体労働者の塩分補給を目的に作られました。

ライスとも合う味でおいしかったです。

宿に戻りまして、宇奈月仕入れた地ビールを飲んで明日に備えます。

 

=2日目=

この日は前日には行けなかった場所を中心に向かいます。

早速、日本一長い駅名の地点に向かいます。

その名も「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)」です。

元々、新富山でしたがネーミングライツにより「富山トヨペット本社前(五福末広町)」となりましたが、トヨタ経営統合の結果、現在の駅名に改称となりました。

富山駅に向かいまして、日本一小さい市町村である舟橋村を目指します。

乗り込むのは元、東急の17480形です。富山地方鉄道のほかの車両は2ドアですが、この車両は4ドアで中間2つは使用しないとのことで広告枠に変更されていました。

舟橋村を散歩しつつ撮影をします。

富山地方鉄道オリジナルの14760形で撮影ができました。

今度は、新宮川駅から少し歩いて目星をつけていた撮影地でアルプスエキスプレスを撮影します。

この車両、元西武鉄道の花形列車レッドアロー号です。

富山地方鉄道では16010形アルプスエキスプレスとして活躍しています。

撮影後は乗り継いで、立山黒部アルペンルートの富山側の玄関口である立山駅に向かいます。

そのために上市駅に向かう途中に神社へ

上市駅からは寺田で乗り換えて立山に向かいます。

その際に、まさかの先述16010形の普通列車用に使用している車両に乗ることができました。

アルプスエキスプレスとの違いはざっくり、中間の有無と車内内装がデザインされているか普通の昔のレッドアロー時代の車内かです

立山に近づくと砂防ダムが見えてきました。

立山では狙っていた撮影地に向かいます。まさかの乗ってきた16010形が撮影できそうですので期待します。

まさかの撮影ができました。秩父の山を池袋から結んでいた車両は富山の地でも富山から北アルプスの山へと観光客を結んでおりました。

昼食を食べて越中荏原まで戻ります。

近くの鉄橋で撮影ができるので向かいますが……

太陽の位置を計算間違い……。早すぎましたね……。予定では車両側面にも光が当たって日本アルプスがきれいに見える予定でしたが……。

今度は冬前後の山が雪景色しているころにリベンジをしたいですね。

次回の訪問を誓い稲荷町へ。

稲荷町ではモーターが営団3000形のものを移植した車両が止まっていました。

ここで、不二越・上滝線で岩峅寺へ向かいます。

岩峅寺まで行き富山地方鉄道電車線は完全乗車です。

今度は南富山に向かい路面電車に乗り換えて丸の内へ向かいます。

丸の内で環状線に乗り換えて、富山駅へ向かいます。

これで、富山地方鉄道全線乗車完了となりました。

夜は目星をつけていた居酒屋に行くも満席……おかみさんがまさかの席が空いたら抑えておくから抑えたら電話してくれるとのことで富山城夜の散策に向かいます。

そして電話が鳴り、居酒屋へ

ホタルイカの沖付けなど諸々食べて飲んで最高の夕食となりました。

 

後半2日間は次の記事へ!